もののけ姫の たたら (島根県・雲南市)**
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前回のUPで 気になっていた田部家とは・・ ( ̄∪ ̄)b
宮崎駿監督の映画 『もののけ姫』 のモデル舞台となった 『管谷たたら』 つまり・・
由緒正しき 松江藩9鉄師の 筆頭を務めた家系でした!ヾ( 。・▽・。)ノ〃
こちら菅谷高殿では (外観は写真1枚目、内部は↑↓)
両端からシーソーの様にして風を送り、この真ん中の粘土窯で鉄を数日間燃やし続け・・
その温度は 何と1400度以上に Σ(;・∀・)
建物内は、非常に火が付き易い高温状態の為、火事には細心の注意を払う必要があったそう。
この粘土窯の下にも 様々な仕掛けが施されていたヨ~。(*・∀・*)b
高温に燃える粘土窯のすぐ両真横から↑
人力のシーソー式で風を送るのは大変なことだったそうです w(。>0<。)w
そして・・隣設するこちらの大どう場で↑ 重い鉄を運びやすくする為、その鉧を粉砕。
約200貫と言う大きな分銅が吊ってあって落とし割ります。動力は水車だって。↓
えっと・・1貫=3.75kg だから・・ 750kg 水車の力もすごい!
最後は、菅谷高殿の向かいにある元小屋を見学しました↓
その元小屋では、その製鉄作業で使われた道具などが、そのままの姿で展示されています。
移動式の製鉄法だった為、毎回 こちらの道具を使って粘土窯作成の作業から・・。
一回の製鉄の工程って 本当に大変な作業だったんですね~ (人><。)
ちなみに こちらの鉄の品質の良さには定評があり、歴代天皇にも鋼が献上されています。
雲南市吉田町で、移動式製鉄法の 『たたら製鉄』 が始まったのは鎌倉時代。
江戸時代に盛んだった奥出雲の和鉄作りを今に残す 『管谷たたら』 。
その完全な姿が残っている たたら は 全国で唯一 ここだけですヨ~♪(>▽<)/
今回 トップ写真(左下)に写っている、名ガイドのおばあちゃんも と~っても可愛い方でした!
勿論、このUPで詳細まで記載していませんので、ぜひ機会があれば♪ オススメです!(♥^-゜)♪
こちらを見学された 宮崎駿監督も、 こちらの説明を受けて かなり感銘を受けたんだろうナ~♪
そして、日本の古き伝統を さり気なく映画で取り上げる 宮崎駿監督のファン にもなってしまいました!