尼子の里のお雛まつり (島根県・安来市広瀬町)**
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満開の桜の中の お雛祭です♪
山陰のお雛祭は4月3日。 2月のUPで予告をしていたのですが、
この週末2日間、安来市広瀬町のお雛祭り(4/3~6開催)に行って来ました~♪
広瀬町中心部の各家庭の時代雛が開放され、
開けっ放しの玄関や、道路に沿ったお部屋の窓から お雛様を見て歩きます。
時には 靴を脱いで自由に上がらせていただいたり・・←↑これってすごいですよネ~
雛祭り用の掛け軸 なんかもあるのですネ~。私 初めて見ました♪
それにしても 皆さんご自身のお雛様を大事にしているのですネ!
どのお家も 1つだけじゃなく 3、4つは当たり前のように飾られていて それは圧巻です!!
こちらは↓広瀬町でもお屋敷の秦邸。(ちなみに1,2枚目の写真は後藤邸の物です)
<明治45年 秦家十六代荘右衛門長女 喬子の雛飾り> ↓と書いてありました。
一体一体UPで撮りたいほど、本当に素晴しいお雛様でした!
そうそう!山陰特有のお雛様のこと 分かりましたヨ~♪
天神雛(男児天神様)と言って やはり 菅原道真公でした!
<昔は長男は家を継ぐから座っており、
ニ・三男は出て行くので 立った天神様を贈られたと言われている。> と↓書かれています!!
なるほど~!だから、家長の天神雛は 祭壇の1番高い中央に置かれているのネ~♪
この地域では 雛祭りは女の子だけの節句ではなく 家の繁栄を願うお祭だったのですネ♪
こちらがその 長男以外の男の子に贈られた 立雛↓
これを まず最初に訪れた町民会館で知ってから 散策したので
『この家は 代々 沢山の男の子に恵まれたのネ~』 とか・・ 別の見方でも楽しめました♪
その他、 桜のつぼみだけの枝に手作りの桃の花をつけているお家や・・(↑左下)
沢山の折り紙で 雛のれん を作っているお家や・・
地域住人 皆さんが このお祭を楽しみにしていて大事にしていることが伝わって来ました♪
私も一夜飾りになってしまいましたが、2組頂いて帰って来たヨ~♪
4/4は 雛流しの日。 2日連続で広瀬町にぶ~んと行っちゃいました(笑)
室町時代から人々の災厄を取り除く為に
雛人形を身代わりに流す習慣が始まったとのこと。
雛流しは、鳥取県八頭郡用瀬町が特に有名なんだって。
初めての 雛祭り伝統行事の数々。
いろいろ目新しいことばかりで 今年は素敵な雛祭りを過ごせました♪