武康庭 ファーガソンレーン (上海・上海図書館駅)*
|
ひっそりとした雰囲気の 都会のオアシス;武康庭 Wu Kang Ting ♪
プラタナス並木の続く旧フランス租界エリアをお散歩していると、
ヨーロッパの路地裏に迷い込んだような ちょっとお洒落な気分になります。ウキウキ ルンルン
1842年に 清がアヘン戦争に敗れ、清国内に外国人居住地(租界)が出来ました。
フランスは1949年に上海の土地を租借し、今にその面影を残すのが 旧フランス租界です。
フランス租界の東端は現在の西蔵中路、西端は凱旋路と淮海中路の交差点あたり。
北は巨鹿路、南は肇嘉浜路あたりまでの範囲。中心地は東西に延びる淮海中路。
上海の地図で確認すると 上海の中心部から南西に 想像よりも広がっていて 驚いちゃった。
ちなみに、イギリスやアメリカは共同租界を建設したそうですが、
フランスは現在の淮海中路を中心に単独でフランス租界を建設したんだって。
当時は、中国でもっとも西洋的でモダンな高級住宅街だったそう。←うん!そんな感じ。納得!
この辺りを歩いていると 歴史的建造物として説明プレートが貼ってある
アールデコ調のモダン住宅↓がチラホラ。素敵デス♪ この建物は1920年に建てられたもの。
と 太陽の日差しに並木が美しく照る 歴史豊かな洋館が立ち並ぶ武康路を
キョロキョロしながら歩いていると・・ はい♪ 今回UPの武康庭 に到着~。
中国語ではWu Kang Ting。英語名はファーガソンレーン。その英語名の由来は
南京大学や上海交通大学の設立や新聞、文化交流事業など
多大な貢献をしたアメリカ人John Calvin Ferguson さん にちなんでいるんだって。
上海図書館駅周辺の賑わいから 歩いていくうちにだんだん落ち着いた雰囲気になるこの辺り。
そんな静かな空間の路地奥に カフェやブティックが連なるプチ・商業区、武康庭/ファーガソンレーン。
朝の爽やかな時間帯も、木漏れ日がレンガを照らしそそぐ時間帯も お洒落な空間かも♪
こちらは↓ オランダ人オーナーのフラワーショップ Rosa Gallica さん。
本当に素敵なお花屋さんで、植物だけじゃなく、ここに来ると 素敵な植木鉢や置物、
植物を素敵に生活に取り入れてくれる雑貨なども扱っていました~。
そうそう!11月頃からは もみの木も大量に販売していました!
『こんなに沢山だと 売れ残らないのかナぁ』なんて 余計なお世話な事を考えたけど
毎週の様に来てみると、週を追って もみの木がなくなっていて・・ 完売していました。
&クリスマスは Rosa Gallica さんの前で マッチ売りの少女気分を味ったmapleです(笑)
武康庭の中で見上げると、こんなアートのオブジェを見ることが出来たり・・
ギャラリー、お洒落な靴を展示販売しているお店の他
ロシア人オーナーがセレクトしている ワインのお店もあったり・・
夜は 都会的なお洒落さが漂い、
日中と違った雰囲気を味わえる 武康庭(ファーガソンレーン)です♪
次回から 武康庭内のカフェやレストランのメモ(UP)に続きます♪ ★★★★
■武康庭/ファーガソンレーン(←HPリンク済)
住所: 上海市武康路374/376号
電話: 021- 6279-2767
最寄り駅: 地下鉄10号線 上海図書館駅 より12分 or 交通大学駅より 徒歩8分
周囲にはスペイン式建築の古い住宅なども残っているので 周辺散歩も オススメだヨ♪