青岩古鎮 (貴州省・貴陽市)*
|
最終日、600年前の町並みが 完璧な形で残る 青岩古鎮を
フライト時間まで路地散歩しました♪
貴陽市内から40km。市内 河浜公園から路線バスでも1時間で行ける場所とのこと。
明の洪武年間(1368~1398年)に造られた 青岩古鎮は中国歴史文化名城の1つです。
※城は中国語で都市の意味。
明・清の時代、かつて軍事要衝だったとのことで、
この重厚な石造りの城壁に城門↑・・ こちらの城門の上には
現在も 大砲が四方に向けて配置展示されていました。
さぁ~ 城門をくぐりましょっ♪ てくてく・・
それにしても、3km四方の城壁の中に 今 現在も悠久の歴史が残る青岩古鎮。
600年と言っても最初ピンと来なかったけど、
でも、日本史に当てはめると室町時代。 将軍は足利義満、&一休さんの時代かも!
その時代の町並みそのままに 今も人々が暮らしてるって考えると すごい!!
明・清時代の風格を漂わせる城壁内には、大通り4本、石の道26本。
その大通りは、この様に お店がズラリと並んでいたのですが・・
まず、目に飛び込んで来たのが この豚の足の煮込み↓
沖縄でも豚の足のお料理見たけど、でも そのお店の数は半端なかったヨ~。
それもそのハズ。ここ青岩古鎮の とっても有名な名物料理で外せない料理だそうです。
お昼時ガイドさん 『食べてみます?』 コラーゲンたっぷりと分かっているんだけどネ(笑)
そして、これまた珍しいと思ったのが こちらのお芋みたいな塊↓
これは、鶏肉を お塩で固めて焼いた これまた 青岩古鎮の名物料理の1つだそうです。
歩けど 歩けど 古い建物が続く町並み。
なんだか 水戸黄門様にでもなった気分(笑)
うわ~!やっぱり 辛いお料理の貴州らしく 唐辛子の種類も沢山!
珍しい食材も沢山!!
この黒い丸状の物は 血を固めたものだそうです。
そして、薬用養命酒を思い出させる 数々の薬酒♪↓
中国は基本的に医食同源の国。素晴しい!あぁ~美と健康だワぁ~(笑)
そんな大通りを歩いていると、ふと目に飛び込んで来る
路地を1歩入った所に存在する 普通の人々の生活感。
やっぱり ここは観光地でもあるけど、今も人々が暮らす場所なんだよネ~。
と、最初にガイドさんに案内されたのが 万寿宮↓
黄色の門に 道教の神様が とっても可愛らしい印象のお寺。
たしか、ガイドさんの話によると、元々 道教のお寺ではなかったハズ。
毎度 頭の記憶でいつも旅している為、もう7ケ月経ち 記憶がクリアでは・・(爆)
政治的に 現在の道教のお寺に変わり、風貌も道教の要素が多く配置されていました。
沢山の道教の神様が彫刻されている建物など・・素晴しい!!
中庭を囲む様に 四方に建物が配置されていて、
こちらでは 集会だけではなく、劇などの観賞も行われていたそうですヨ♪
ネ?↓ 小さな彫りですが、可愛いらしい 様々な神様がいっぱい♪♪
そして、再びテクテク・・
趙以炯状元故居↓
中国科挙の試験でも1位合格者である【状元】で合格したと言う兄弟の生家。
科挙って合格するだけでも凄いのに、お母さんも鼻が高かっただろうナ~♪
広いお家、書斎やら応接室・・ どのお部屋も立派でしたヨ~!
と・・ さぁ~ ちょうどお昼の時間。
この景色を見下ろしながら↓ お昼ごはんを頂きましょっ♪
こちらのお店、政府が任命した 観光客や外国人向けのレストランなので
どれもこれも とっても美味しかったです♪
わぁ~懐かしい!! これ日本で言う 麻婆春雨↓
中国の春雨料理で この感じ初めて!
でも中国では 麻婆豆腐はあっても麻婆春雨って名前の料理はないんだって。
このお料理は アリが木を上っている様に見えるので(アリ=ひき肉、木=春雨)
螞蟻上樹(←アリが木をのぼり歩く)って言うんだそうです(笑)面白いねぇ
そして、こんにゃくの煮物。これも青岩古鎮の名物料理の1つとのことで注文。
ガイドさんが『これは面白い』って注文してくれたスープ↓
湯豆腐でした(笑)ちょっと辛い調味料と一緒に食べます。
ほんと どれもこれも とっても美味しかったヨ~。ご馳走様でした~♪
と、食事を終えたばかりなのに
レストランを出た直後 目に飛び込んで来たお饅頭↓(笑)
よもぎ餅の中に餡とお花が入っていて 全く嫌じゃない そのお花の香りが
ふわっとお口に広がって と~~っても美味しかったです♪
さぁ~ 再び 町並みをテクテク・・
次は この一番奥の 白い建物を見学したヨ♪
趙公專祠↓
科挙の状元に合格した兄弟に関する建物(書院)で、やはり立派でした。
そして またテクテク・・
ほんと 水戸黄門様になって 諸国漫遊で立ち寄った町を歩いている気分(笑)
でも、これ 映画やTVのセットじゃないのよネ~ ←当然か(笑)テヘヘ
それでも、ここ青岩古鎮は 映画 【missing gun】のロケ地として使われたとか。
最近、上海のタウン誌でそれを読みました。
警察官である主人公が 妹の結婚式で酔いつぶされ、二日酔いで目覚めた時、
拳銃がなくなったことに気がつき、その拳銃を探して青岩古鎮内を右往左往・・。
ここ青岩古鎮の様々な光景が登場する映画だそうで、
日本でもDVDがリリースされているそうです。
小学校の前も通ったヨ~↓
中国の学校は 昼食後 お昼休みが2時間もあるんだけど、
学校にも食堂はあるそうですが、お昼はお家に帰って食べる生徒が多いみたい。
そんな昼休み。生徒が学校の前の駄菓子屋さんで 買い食いしているのには
ちょっとビックリしちゃった(笑) 日本だと先生に叱られちゃうよネ(笑)
中国は制服はないけど、みんな人民の象徴である赤いスカーフをしているヨ♪
そして、学校すぐ傍のお寺を見学しました↓
ちなみに、この青岩古鎮内は 道教のお寺ばかりではなく
仏教、キリスト教、カトリック教会、イスラム教など・・
東西の様々な宗教文化が融合している所でもあります。
道教は風水が有名ですが、道教のお寺の周辺には占い師さんが沢山いて、
多くの人が その占い師さんにアドバイスをもらっている様子も印象的でした。
さぁ~ もう1つの門に到着~。
レトロな南方民族の特色に富んだ町並みさんぽ とっても楽しかったヨ♪
この定廣門から 隣の集落へ続く石の路が続いていました。
かつて、この路を通って この青石古鎮へお米など食料が入って来ていたそうで
とっても重要な路だと ガイドさんが最後に説明してくれました。
この定廣門の上に上がると ここ青石古鎮が 城壁で囲まれている要塞であることを
初めて自分の目で確認出来ました。
最後にこの城壁を歩いてみたけど、まるで、プチ万里の長城みたい!
結構 日本人にとっても珍しい光景がいっぱいの 興味深い旅行でした。
最近、中国のTVのコマーシャルや 上海駅の大型電光掲示板で
貴州の観光PRを良く見かけます。 それでも日本からは なかなか行けない場所。
長い 貴州の旅行記UPになりましたが、いかがでしたか~?
最後まで 貴州旅行記 お付き合い下さり どうも ありがとうございました!!